根据2021年第七次的全国人口普查数据,中国65岁以上老年人口达到1.9亿人,占全国人口的13.05%。
而伴随老龄化程度加深,目前全国约有4000万失能老人和1000万失智老人。“长寿不健康”问题的显现,使得通过预防失能而提升老后生活质量,减轻对家庭和个人负担的意识也逐步提高。旨在从源头预防或干预的方式延缓失能失智发生,国家从2021年开始,在15个省市开展了老年人失能失智预防干预试点。
与此同时,随着数字化技术的成熟,也有部分科技型公司进入基于循证医学和数字技术,进入认知障碍的早期筛查和预防领域。
作为一家数字化脑疾病解决方案提供商,博斯腾科技以认知症预防作为切入口,专注认知症的筛查和干预领域,通过语音、手势、自然语言处理等人工智能技术,提供早期筛查,干预和康复训练。本期将介绍博斯腾科技在这一领域的商业模式探索。
上海博斯腾网络科技有限公司(以下简称“博斯腾科技”)成立于2017年,专注阿尔茨海默病领域,基于软件程序驱动,运用语音、手势、自然语言处理等人工智能技术,提升对认知症风险评估的效率和准确性来提供认知症的早期筛查,以及干预训练。
据创始人陆晓翔介绍,“此前对阿尔茨海默病的评估和诊断主要依靠医院神经内科的认知功能量表、核磁共振、脊髓穿刺等方法。认知功能量表主观性强、效率低,其他方法不仅花费高还会体外创伤。如果能在实证医学基础上,通过数字化技术研发出效率更高、成本更低的筛查和干预手段,对阿尔茨海默病进行提前检测和科学干预,将具有广阔市场”。
目前,该公司在支付宝小程序推出的AI智能评估工具,分为免费版“脑健康测试”(参考图1)和199元/次的“SCS认知风险评估”测试(参考图2),3-10分钟均可以在线方式完成测试。根据介绍,“SCS认知风险评估”测试已服务超过1000万人次。
“SCS认知风险评估”通过对用户语速、瞬时记忆、延时回忆、视觉等维度的数据收集和分析,对其认知能力进行风险评估,从记忆力、执行力、注意力、语言力、视知觉等5个维度(*免费版测试结果为记忆力、执行力、注意力、计算力、抽象力、视知觉等6个维度 )得出认知域分析。并根据评估结果,给出改善建议和付费版专属训练计划。
据创始人介绍,博斯腾科技已累积的样本量,保证了这一检测和评估的准确性,目前可以做到提前至少5年对认知症进行预测。
(图1 免费版测试 )(图2 付费版测试)
图片来源:支付宝小程序
C端:筛查为入口,量化筛查结果和训练效果
无论是免费版还是付费版测试,测试结果均以若干项指标的量化结果来呈现,根据结果制定个性化训练方案(参考图3),再通过测试后给出不同时期测试结果的变化,让用户以“有形”的方式感受到使用产品及服务的效果,并愿意为此而付费。
(图3 免费版测试结果、以及针对测试结果的训练计划)
博斯腾科技为筛查用户提供的数字化干预训练产品“BBRT计划”,根据其产品介绍,包括记忆力、注意力、执行力等在内的多维度激活训练,并辅助以认知运动、健康管理等,以增强用户大脑功能网络的连接,促进神经网络的重建与新生。
产品分为线上、线下两种形式(参考图4),目前线下仅在上海地区提供服务。而对线上用户,除了配置专属客户人员以外,博斯腾科技基于企业微信,建立微信粉丝群,以分享脑健康干货等方式,提升用户的使用粘性。在今年的618活动期间(2022/5/23-6/18),博斯腾脑健康旗下筛查、训练等产品,在京东、天猫旗舰店总销售额突破350万元。
(图4 博斯腾科技提供产品)
图片来源:博斯腾科技微信公众号
B端:保险公司合作
除了直接面对C端的筛查和干预训练以外,通过其干预训练带来的延缓疾病进程以及发病比例的效果,与保险公司探索新的合作模式。
在2021年,与众安保险、前海再保险合作推出了认知症防护险。根据众安保险推出的“脑无忧认知症防护险”介绍,该保险覆盖从30-75周岁人群,提供筛查-干预-保险-治疗于一体的解决方案。2022年,博斯腾科技又与健康险提供商暖哇科技合作,为暖哇科技的保险用户提供认知症早筛和定制训练服务。
对于保险公司来说,通过早期筛查、早期干预方式延缓或降低保险用户的发病比例,使保险公司的赔付成本降低。而要让这一模式走得通,其前提是数字化早筛和早期干预方式的效果本身可靠,并得到认可。
同样面对C端用户,数字化早筛和早期干预方式对是否真正有延缓效果,这一方式是否得到专业认可,延缓效果如何向用户呈现,是用户是否愿意为其价值付费的必不可少的前提条件。
针对博斯腾科技的大脑训练计划,该公司在 2020-2021 年进行了一项为期 1 年的真实世界研究,研究纳入2133名(干预组1112名,对照组1021名)社区中老年人,评估博斯腾大脑训练计划对于中老年人群,特别是对轻度认知功能障碍人群的干预疗效。2022年这一研究数据公开,数据显示干预组的认知评估的平均得分提升,依从性数据均好于对照组。
同时2022年1月,博斯腾科技的认知功能评估与训练软件,获得了国家药品监督管理局颁发的第二类医疗器械注册证。
据动点科技介绍,博斯腾科技还将在目前缺乏的临床证据方面,联合权威机构,开展认知障碍防治领域,基于移动端小程序介入的多维认知域激活训练大规模随机临床对照试验。
如博斯腾科技创始人提到,“用心将严肃医疗级内核产品打造成预防疾病的数字化产品是我们初心”,并期望“在严肃医疗基础上,可以打造消费级网红产品”。
对公司未来的计划,创始人表示,一方面“继续加大在技术方面的投入,目前正与国内顶尖科研院校合作以进一步升级完善筛查和干预工具体系”。另一方面“积极做跨区域扩张,打造脑建康领域的互联网专科医院,将这一数字疗法带给更多地区用户”。
信息来源:
博斯腾科技企业官网、微信公众号、支付宝小程序
动点科技:博斯腾认知障碍数字疗法真实世界证据首次公开,旗下大脑训练品牌“脑青松”持证上线
健康界:商保跨界助力,数字疗法找到未来了吗?
暖哇科技:暖哇科技联手博斯腾出新招 助力保险用户预防阿尔兹海默病
36氪:数字疗法正在爆发,「博斯腾科技」获A轮亿元融资
【日本語】
2021年第7次全国人口調査によると、中国の65歳以上の老人は、すでに1.9億人に達し、人口の13.05%を占める。老齢化が進むにつれて、自助能力、認知力などの知的障害を持つ老人が増え、それがその家庭や、個人にとって大きな負担となり始めている。統計では、すでに約4000万人の要介護老人と1000万人の認知症老人がいる。
こうした要介護老人や、認知症の老人の増加に歯止めをかけるべく、政府は、2021年から15の省、直轄市で老人の要介護と認知症予防策の実証実験を開始している。また、企業も近年みられるようになったデジタル技術を用いたデジタル療法をもとに、一部のハイテク企業が、認知症対策へと乗り出してきている。今回は、高齢化時代に、認知症予防のビジネスモデルを模索する上海博斯騰網絡科技有限公司(BEST COVERED)を取り上げる。
博斯騰科技(BEST COVERED)は、脳障害のソリューションを提供する企業として、認知症予防を切り口に、認知症予備軍のスクリーニングや、それへの対処、音声や、手振り、自然言語の処理などAIの技術を用いて、早期発見、その対応とリハビリテーションを提供している。ここでは、そのビジネスモデル構築を模索する様子を紹介する。
上海博斯騰網絡科技有限公司は、2017年に設立された。アルツハイマー認知症の分野に注目し、AI技術により、音声や、手振り、言語などから認知症罹患リスクを予測し、早期に認知症予備軍となりえる人を探り出し、医学に基づく介入訓練を提供している。
創業者の陸暁翔氏によると、「これまでのアルツハイマー認知症の状態評価と診断は、主に神経内科の医師による認知能力表、MRI、骨髄穿刺などによってなされてきた。認知能力表は、主観的な判断が介入しやすく、効率が悪く、その他の方法も、コストが高い上に、傷を残すことになる。もし医学的な実証がある中で、デジタル技術を用いてより高い効率の、コストのかからないスクリーニング方法と、介入手段があるとすれば、アルツハイマー認知症の事前診断や科学的介入には、大きなニーズがあると思う。」と話している。
現在、当社は、アリペイのミニプログラムに、AI知能診断ツールを設けており、無料版の「脳健康診断」(図1)と199元の「SCS認知リスク診断」(図2)では、いずれも10分以内でオンラインの診断を完了することができる。SCS認知リスク診断の利用者は、これまでにのべ1000万人を超えている。
この診断は、被験者のしゃべる速さや、瞬間記憶、遅延再生、視覚などのデータを分析し、リスク評価をする。記憶力、実行力、注意力、言語力、視覚などの5つの面から認知度の診断をし、その結果に基づき、アドバイスと、有料版のトレーニングプランを提供するようになっている。博斯騰科技は、すでに相当量のサンプルを蓄積しており、この検査と評価の正確性について保証できるとしており、5年以内の認知症発病予測が可能とされる。
2C向けには、スクリーニングを切り口に、結果と介入訓練を見える化
無料版であれ、有料版であれ、その診断結果は、数値化され、それらは、見てわかるようになっている。その結果に基づき、それぞれの個人向けに訓練プランが策定される。利用者も診断結果が具体的な数値で目に見える形でアウトプットされ、そのトレーニングの効果を評価しやすく、相応の価格として受け入れられる(図3)。
博斯騰科技は、診断結果に基づき、被験者のリスクに応じたデジタル化介入訓練を提供する「BBRTプラン」という商品を販売している。この訓練は、主として記憶力、注意力、執行力などを含む総合的な認知能力を多面的に活性化させるもので、認知運動、健康管理とともに実施され、利用者の大脳神経網の繋がりを強化し、その連結を強化、再生を促すものだ。
このサービスは、オンライン、オフラインの両方で実施され、オフラインは、今のところ上海だけで提供されている。オンラインユーザーに対しては、専属のサービススタッフがいる以外に、社用Wechatに、グループチャットを立ち上げ、そこにユーザーを招き入れるようにし、脳健康情報などを共有しながら、顧客定着に努めている。今年の618商戦(5月23日~6月18日)での、京東、Tmallフラグシップストアでの売上は、350万元を超えた。
2B向けには、保険会社とのアライアンス
当社のスクリーニングと、介入訓練は、病気の進行を緩めたり、発病率を減らしたりという効果もあり、そこに保険会社が注目し、2021年には、衆安保険、前海再保険と提携し、認知症防護保険を作った。この保険は、30歳から75歳までを対象に、スクリーニング、介入、保険、治療までを一まとめにしたものだ。2022年には、健康保険の暖哇科技と共同で、この保険の利用者向けに認知症スクリーニングとその個人向けに作られたトレーニングサービスを提供した。保険会社にしれみれば、デジタル化で早期発見、早期介入により病状の進行を遅らせたり、発生率を抑えることで、保険金払いの負担も低減できるわけで、それがメリットとなる。保険を買った顧客向けに、診断と介入訓練を実施し、保険により治療費を支払うという閉じた環で利用されることで、参入障壁を築いている。
また、こうしたモデルが可能であること自体が、このデジタル化スクリーニングや早期介入に、実質的な効果があることの証明にもなっている。
博斯騰科技の大脳訓練プランに関して、現在もその有効性についての実験を継続している。2020年には、1年をかけ、2133名の(1112名は、介入訓練実施、1021名は、その非実施組)のコミュニティーの中年層、老年層を被験者とし、博斯騰大脳訓練プランを用い、軽度の認知症とされたグループに介入治療を施した。こうした実験の結果、2022年には、訓練を受けたグループが、非実施組に比べ明らかに効果があるとの結果を得ていることを公表した。
また、同時に、2022年1月に、博斯騰科技の認知機能診断と訓練ソフトは、国家薬品監督管理局の交付する第二類医療器械登録証を取得した。さらに、博斯騰科技は、臨床での検証が十分でないと考え、認知症治療においえる権威的な機構と共同で、移動端末による多角的な認知領域の活性化訓練の臨床試験をやろうとしている。
「慎重に,本格医療レベルの技術をもつ疾病予防デジタル製品を作り上げるというのが私の初心です。さらに、治療目的の医療をベースに、コンシューマー向けのメディカルケアの人気商品を作り上げればと思います。」と、創業者の陸暁翔氏はいう。
さらに、今後は、「さらに技術的な面へ投資を続けるつもりだ。今、トップクラスの大学との協力を通じて、さらにレベルを上げたスクリーニングや介入ツール体系を作り上げようとしている。また、同時に、カバーエリアを拡大していき、脳ヘルスケア分野のインターネット専門病院をつくり、より多くの地域の人にこのデジタル療法が使えるようになってほしい」と考えている。
高齢化とともに拡大する認知症予備軍ともいえる中高年集団へのケアを、オンラインでやってしまおうというビジネスだ。メディカル分野でこうしたビジネスと実験が同時進行でどんどん進んでいく寛容さは、危うさもあるが、少し羨ましくもある。ちょっと脳に不安を抱える方は、アリペイのミニプログラムで「大脳訓練」を検索するとアプリがでてくるので、一度試してみるのもよいかもしれない。
发表于2022年7月21日 三菱日联银行中国微信公众号CDI专栏
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